沖縄にある青の洞窟に行ける確率が高い季節

沖縄恩納村にある青の洞窟は、沖縄を代表するシュノーケルやダイビングの人気スポットです。
マリンスポーツに興味がある方であれば、沖縄旅行に行ったら青の洞窟に行ってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

青の洞窟は海岸線沿いにある自然が作り出した洞窟で、青く光り輝く場所は水中にありますので、シュノーケルやダイビングで海に入らなければ楽しむことができない場所です。
その為、海のコンディションに左右されることになり、波が高いと行くことが出来ない場所でもあります。コンディションに悪い場合には、青の洞窟を快適に楽しめないことはもちろんですが、場合によっては危険を伴うこともありますので注意が必要です。
せっかく沖縄まで来たら青の洞窟に行きたい気持ちも理解できますが、自然を相手にするマリンスポーツであることを忘れずに、コンディションが悪い場合には次の機会に延期することも大切です。

海のコンディションに左右される青の洞窟ですが、できるだけ高確率で青の洞窟に行きたい方も居ると思います。青の洞窟は、行ける確率が高い季節と低い季節がありますのでご紹介していきたいと思います。

その他、青の洞窟を詳しく知りたい方には、下記のサイトが参考になりますので合わせてご確認ください。

沖縄 青の洞窟を楽しむための情報が満載 | Blue Cave Navi

青の洞窟は沖縄の西海岸である恩納村に位置しており、真栄田岬の先端近くの北に面した海岸にある洞窟です。
そのため、北風が吹くと海が荒れやすい特徴があり、青の洞窟に行ける確率は低くなってしまいます。反対に、南風の場合には波が立ちにくく穏やかな場合が多く、青の洞窟に行ける確率は高くなります。

沖縄は季節風の影響を強く受ける場所にありますので季節により風向きが一定である傾向にあります。
南風が多い季節は青の洞窟に行ける確率が高くなるのですが、沖縄が南風になる季節は6月から10月までの時期になります。
沖縄の梅雨明けは6月の中旬から後半になるのですが、梅雨明けと同時に安定した南風が吹き始め晴天率も高くなり、沖縄は本格的な夏のシーズンに入ります。
この季節は、一年で最も青の洞窟に行ける確率が高い時期になりますので、青の洞窟を楽しみたい方にお勧めの季節です。
また、気温や水温も高くマリンスポーツを楽しむのに適していますので、一年のうちで最も快適に青の洞窟が楽しめる季節でもあります。
ただし、この時期はマリンスポーツのベストシーズンになりますので、どうしても青の洞窟が混雑する季節になってしまいます。特に夏休み中は多くの家族連れが訪れますので、一年のなかで最も混雑する季節でもあります。
混雑を避けて青の洞窟を楽しみたい方は、早朝や夕方など時間をずらして訪れることである程度の混雑を回避できます。沖縄は、日本のなかで最も南西に位置していますので、東京都比べると1時間近く日没が遅くなり、夕方でも十分に青の洞窟を楽しむことができます。

ただし、この時期の沖縄は台風のシーズンでもあります。台風が接近すると2~5日ほどは海が荒れてしまいますので、青の洞窟にも行けなくなってしまうことが多いでしょう。
台風の影響を避けることはできませんが、沖縄旅行の初日などに青の洞窟を予定しておけば、もし行けない場合でも日にちを数日後に変更すれば行ける可能性もあるでしょう。

青の洞窟に行くには、ビーチとボートの2つのエントリー方法があります。
どちらのエントリー方法で青の洞窟に行くかによって、青の洞窟に行ける確率は少し異なるようです。
青の洞窟にビーチエントリーで行く場合には、真栄田岬にある階段を利用して海に入ります。この階段下の場所が波の影響を受けやすいことから、ビーチエントリーの方が青の洞窟に行ける確率は多少低い傾向にあるようです。
ただし、ビーチエントリーでもボートエントリーでも、同じ場所にある青の洞窟に行くことになりますので、海のコンディション自体は変わりません。
せっかく青の洞窟に行けたとしても、波が高ければ怖くなって楽しめない場合もありましし、船酔いで楽しめないことも少なくないようです。
コンディションが悪いときには、無理をして青の洞窟に行っても良い思い出にはなりません。またの機会に訪れるくらいの気持ちの余裕を持つことも大切です。


その他の季節の青の洞窟のコンディションをご紹介します。

10月後半から、徐々に沖縄は秋の季節へと移り変わります。気温は30度前後まで上がり水温もまだまだ高い季節ですが、北風の吹く日が多くなりますので青の洞窟は行けない日が増え始め徐々に行ける確率は低くなってきます。

12月から2月までは、沖縄の冬の季節になり最も寒い季節でもあります。天気は小雨や曇りの日が多くなり北風が強く吹きますので、気温以上に寒く感じる季節でもあります。
青の洞窟の波が最も高くなりやすい季節であり、青の洞窟に行ける確率は1年のうちで最も低い時期でもあります。
ただし、一年で最も人が少ない季節でもありますので、青の洞窟に行くことが出来ればゆっくり楽しむことができる季節でもあります。
ショップのツアーであれば、ウエットスーツなどの保護スーツを利用しますので、青の洞窟が楽しめないような気候ではありません。

3月になると晴れる日も多くなり沖縄は春の気候となります。この時期の沖縄は天気や風向きにより体感温度に差が大きい季節でもあります。
青の洞窟に行ける確率は徐々に高くなってきますが、それでも行ける確率はそれほど高くありません。
また、この時期は急速に発達する低気圧が沖縄付近を通過する季節でもあり、ほんの数分で海が急激に荒れてしまうことが多い季節でもあります。
青の洞窟がある真栄田岬は、この影響を大きく受ける場所でもありますので注意が必要です。
この季節は、海のコンディション変化が読めない個人が青の洞窟に行くと、最も危険な季節でもありますので、ショップのツアーを利用するなどプロと一緒に楽しむことをお勧めします。

5月から6月半ばまでの沖縄は梅雨の季節で、気温も高くなりますので蒸し暑い日が多くなります。
青の洞窟のコンディションは安定してきますので、徐々に行ける確率も高くなり6月になれば高い確率で行けるようになります。
沖縄の梅雨は、雨が降り続く内地の梅雨とは少し異なり、大雨と晴れ間が入れ替わるような天候となります。ただし、時に激しい雨が降り続くこともありますので、沖縄旅行にはあまり適さない季節かも知れません。
この時期の青の洞窟は、青の洞窟に行ける確率も高くなってきますし、夏場と比べると人も少なく混雑することは少ないでしょう。
天候は安定しませんが、シュノーケルやダイビングはあまり雨の影響を受けませんし、青の洞窟は雨でも楽しむことが出来ますのでお勧めの季節でもあります。

青の洞窟は、全天候型のテーマパークなどとは異なり、海のコンディションの影響を受けるマリンスポーツを楽しむ場所になります。
せっかく沖縄に行ったら青の洞窟を見てきたい方も多いかもしれませんが、何時でも行ける場所ではないからこと魅力があると考える気持ちが必要なのかもしれません。
コンディションが悪いときには無理をするのではなく、またの機会に楽しむようにしましょう。